群馬シティフィルの演奏会に行ってきました🎵

単身赴任生活

みなさんこんにちは、こしゃるです。

今回は群馬シティフィルハーモニーオーケストラ(群馬シティフィル)の定期演奏会にいって来たので報告します。群馬シティフィルは1986年に結成され、前橋市を中心に活動している市民オーケストラです。6月と12月に定期演奏会を行なっており、実に今回で71回目を数えます。

私は学生時代に群馬シティフィルに所属しておりトランペットを担当していました。今回は久々に古巣の演奏に耳を傾けながら、学生時代のことを思い出してみました。

私は小学生の時にブラスバンド部に入って初めて楽器に触れ、それ以降中学、高校と吹奏楽部で楽器を続けて来ました。高校生の頃はまさに部活中心の生活で、テスト期間中も自主練を欠かさず、楽器に触れなかったのは正月三ヶ日くらいという生活でした。

大学生活が始まって授業や部活、アルバイトに慣れた後に私が探したのが市民オーケストラの募集でした。大学の文化部にもオーケストラはありましたが、よりレベルの高い団体で演奏してみようと思って探した結果見つけたのが、群馬シティフィルでした。今考えると自分の無謀さに呆れますが、全く演奏を聞いたこともない、ツテもないオーケストラのオーディションを受けて入団することになったのです。入団当時は学生で所属していたは私だけで最年少のメンバーでした。

練習は昔も今も毎週水曜日の19時からで2-3時間ほどでした。当時私は運動部と文化部を掛け持ちしアルバイトもやっていたので毎日が嵐のようでしたが、オーケストラで「大人」と接する機会があったおかげで色々と勉強になりました。当時群馬シティフィルは、定期演奏会の他にもニューイヤーコンサートや第九、水上でのコンサートもあったし、小学校での演奏などたくさんの出演機会ががあり、また練習も演奏会が近くなると休みの日も集まったり合宿をしたりと、かなり積極的に活動していました。

そんな中で色々な年代や職業のメンバーと話すことができて大変刺激になりました。何度も食事をご馳走になったし、最初の定期演奏会で私が着た黒服はメンバーの方から譲ってもらったものでした。本当に当時のメンバーの方々には感謝しかありません。そして何より、社会人になっても趣味で楽器を続けていてオーケストラで合奏できるなんて本当に素晴らしいことだと思いました。

さて今回の定期演奏会ですが、曲目はベートーヴェンの交響曲第5番「運命」とチャイコフスキーの交響曲第5番でした。「運命」は演奏したことがありませんが、チャイ5は私も所属していた時に一度演奏したことがあり、思い出深い曲です。

知っている曲でもステージで演奏するのと客席で聴くのは、趣も緊張感も全く違います。当たり前ですが今回は純粋に観客として演奏を楽しめました。心なしか20年前よりも数段演奏が上手くなっているように感じましたし、指揮者の橘先生の(当時も指揮者として指導頂きましたが全く変わっていませんでした)曲目解説も分かりやすく惹き込まれました。メンバーの中には20年前にお世話になった懐かしい方々もいて、変わらない姿や音色に目が潤みました。

今回は群馬シティフィルの定期演奏会を聴きに来てみました。会場は超満員で人気の高さが伺えました。興味がある方は是非次回の定期演奏会が2025年6月29日なので聴きに行ってみて下さい。

私はまたちょっと楽器に触ってみたくなりました。でも時間と場所ないな〜💦

 

 

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