こんにちは、こしゃるです。
今回は群馬県の最北端に位置する、みなかみ町に遊びに行ってきましたので報告します。みなかみ町は2000m級の山に囲まれ、利根川の源流が流れる自然環境豊かなところです。登山やスキー、ラフティングやキャニオニングなどのアクティビティが盛んで、温泉もたくさんあります。
まだまだ残暑の厳しい今の時期、大自然の涼を求めて、谷川岳ロープウェイと諏訪峡を観光してきました。
谷川岳に向かう途中、JR上越線の土合(どあい)駅に寄って「日本一のモグラ駅」に潜って来ました。上越線の下り線ホームは、駅舎からなんと60mの地下に掘られた新清水トンネルの中にあります。高度経済成長の時期に利用者が増えたため、もともと単線だった上越線を複線にするためにこのトンネルを掘って、上下線を分けたそうです。ここで乗車するためには駅舎からホームまで永遠と続く階段を降りないと行けません。
下り線ホームの矢印に従って通路を進んでいきます。
これがホームに通じる階段です。先が曇ってホームが見えません。462段もある階段を降りて行きます。徐々に空気がひんやりして来ます。
ホームに着きました。待合室も設置されています。電車を待ってみようと思いましたが、次の下り電車は1時間後でした(汗)。
この環境を利用してクラフトビールを熟成していました。秋に完成したら飲んでみたいですね。
続いて谷川岳ロープウェイに向かいます。乗り場に車を停めて(駐車料金500円)、ロープウェイ乗り込みます。15人乗りくらいでしょうか。
ロープウェイは土合口から頂上の天神平口までの標高差600mを登ります。眼下にはブナの森林が広がります。よく見ると木々の隙間に利根川の源流が流れており、白鷺の滝もちらっと見えました(写真は撮れなかったけど)。
ロープウェイを降りたところが天神平でレストランやスキーゲレンデがあります。夏の期間はビーチバレーコートやハンモックが設置されていて、ゆったりくつろげるようになっています。
ここからさらにリフトに乗って天神峠に向かいます。ちなみにロープウェイの往復だけなら3000円、リフトも込みだと3500円です。リフト分を歩いて登ることも出来ますが、この日はスニーカーで来ていたので迷わずリフトセットを選びました!
天神峠からは南側を望むと、武尊山、赤城山、天気が良ければ富士山まで見えるそうなのですがこの日は薄曇りでよく見えませんでした。
谷川岳も頂上に雲がかかっていましたが、間近にその切り立った稜線を見ることができ迫力満点でした。ここから約2時間で山頂まで登れるそうです。この日は前橋市市内は34℃の真夏日でしたが、谷川岳は22℃くらいでとても涼しかったです。
谷川岳を後にして、道の駅みなかみ水紀行館を目指します。ここは、すぐ脇を利根川が流れており、諏訪峡の周りをハイキングしたり併設されている水産学習館を見たり、クライミングウォールに挑戦することが出来ます。
諏訪峡の眺めです。水がとても澄んでおり、SUPを楽しんでいるグループがいました。やってみたい!
水産学習館は利根川の治水や生き物について紹介している、いわば小さな水族館です。淡水魚では珍しいトンネル水槽もあります。入場料は350円でした。
最後に足湯に浸かってのんびりしてきました。
今回は特にアクティビティはせずに観光だけで帰って来ました。自然の中で涼を味わうことができました。次は家族を連れて登山や川遊びなども体験してみようと思います。